仕様:シェーダー
ここでは各シェーダーの説明を記載します。
シェーダーは表現したいものに合わせて変更する必要がありますので、
こちらの説明やサンプルデータを参考に、自分の求める表現に設定していきましょう。

■推薦シェーダー
一般的な背景モデル:a_n_rm
シンプルな質感の背景モデル:map
加算表現:map_nolit_add
半透明表現:map_nolit_alpha
ガラス表現:glass
水表現:transparent_normal_water
風に揺れる葉:map_wind_discard

シェーダーの説明
2dmap_skybox
2Dテクスチャを用いたバックグラウンドマテリアルを設定します。
このシェーダーを選択したマテリアルは「レンダリング設定>バックグラウンドマテリアル」で選択可能となります。

a_n
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップが設定可能です。

a_n_discard
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップが設定可能です。
また、アルベドマップのアルファチャンネルを利用したアルファ抜き表現が可能です。

a_n_rm
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップ、マスクマップが設定可能です。
BAKINにおいて物理ベースシェーディングを用いる場合、推薦するシェーダーです。

a_n_rm_discard
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップ、マスクマップが設定可能です。
また、アルベドマップのアルファチャンネルを利用したアルファ抜き表現が可能です。

a_n_rm_sss_discard
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップ、マスクマップが設定可能です。
また、アルベドマップのアルファチャンネルを利用したアルファ抜き表現が可能です。
加えて、SSS(Subsurface Scattering)マスクマップを使用することで、光の透過表現が可能です。

a_n_rm_wind_discard
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップ、マスクマップが設定可能です。
また、アルベドマップのアルファチャンネルを利用したアルファ抜き表現が可能です。
加えて、風で揺らすような表現を設定することができます。
地面に生える草で使用する場合は「Y=0を固定するかどうか」をオンにしてください。

a_n_wind_discard
物理ベースシェーディングを用いたシェーダーで、
アルベドマップ、ノーマルマップが設定可能です。
また、アルベドマップのアルファチャンネルを利用したアルファ抜き表現が可能です。
加えて、風で揺らすような表現を設定することができます。
地面に生える草で使用する場合は「Y=0を固定するかどうか」をオンにしてください。

character_create_hair
特殊なシェーダーで、BAKINサンプルキャラモデルで使用している、
キャラクター用髪シェーダーです。
頂点カラーとパラメーターの髪の色をオーバーレイ合成します。

character_create_skin
特殊なシェーダーで、BAKINサンプルキャラモデルで使用している、
キャラクター用肌シェーダーです。
頂点座標から目や口などのパーツをパラメーターを元に配置します。

cubemap_skybox
.hdr形式のテクスチャを用いたバックグラウンドマテリアルを設定します。
このシェーダーを選択したマテリアルは「レンダリング設定>バックグラウンドマテリアル」で選択可能となります。

glass
ガラスのような質感を表現します。

map
非物理ベースレンダリングのシェーダーを物理ベースに拡張したものです。
カラーテクスチャが設定可能です。

map_discard
mapシェーダーをベースに、アルファ抜き(非半透明)をします。
葉の表現などに使用できます。

map_nolit
ライティングを行わず、環境マップも適用されない、テクスチャの色のままが表示されるシェーダーです。
不透明として描画されます。

map_nolit_add
ライティング、環境マップの適用を行わず、テクスチャの色のまま加算(add)でブレンドされます。
半透明として描画されます。

map_nolit_alpha
ライティング、環境マップの適用を行わず、テクスチャの色のままテクスチャのアルファ値で合成されます。
半透明として描画されます。

map_nolit_discard
map_nolitシェーダーをベースに、アルファ抜き(非半透明)をします。
不透明として描画されます。

map_nolit_modulate
ライティング、環境マップの適用を行わず、テクスチャの色のまま乗算(modulate)でブレンドされます。
半透明として描画されます。

map_notex
テクスチャを用いず、頂点カラーだけでポリゴンを表示します。
物理ベースのシェーディングを行います
不透明として描画されます。

map_wind_discard
map_discardに、風による頂点アニメーションを追加したシェーダーです。
地面に生える草で使用する場合は「Y=0を固定するかどうか」をオンにしてください。

transparent_normal_water
法線マップを使って水面を表現します。
背面描画結果を屈折表現に用います。

透明度距離:水中のにごり度です。水面から透明度距離までかけて、次第に不透明度が増していきます。

合成距離:岸との接合部分の合成で透明度が0~1に変化する距離です。0だと接地部分がクッキリします。

不透明度距離:「透明度距離」と「合成距離」がカメラ位置に対して無効になるまでの距離です。
この数値が高いほど、カメラを離しても「透明度距離」「合成距離」の効果が消えません。

滝の落下速度:このシェーダーをY方向にのびるメッシュに適用した場合、
滝のように上から下へ水が流れますが、その際の水面落下速度を設定します。

水の流れる方向:水の流れる方向を360度で指定します。


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