仕様:地形ブロック

地形ブロックの追加方法です。
テクスチャ画像をひとつのフォルダーにまとめて追加します。

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追加できるファイルの形式

地形ブロックの形状はプログラムにより決まっています。
素材として追加するのはテクスチャの画像のみです。
1 ブロックのテクスチャのひとつの面は、最大 128x128 ピクセルで作られます。
(最大サイズは地形プロパティの「単位サイズ」で変更可能です)

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また、最大サイズは「マップ設定>基本>テクスチャ設定>解像度」で指定されているサイズで上書きされます。
地形プロパティで128に設定されていても、マップ設定の解像度が64だった場合、マップエディター上では64ピクセルで描画されます。

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表現したい質感によって、ノーマルマップとマスクマップは
必ずしも使用する必要はありません。

• 下図は側面が2段用意されている例です。
地形の高さを3段以上に上げると、2段目の側面が繰り返し使用されます。

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• 下図は側面が3段用意されている例です。
地形の高さを4段以上に上げると、3段目の側面が繰り返し使用されます。

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 ↑階段の例

ノーマルマップテクスチャとマスクマップテクスチャ

ノーマルマップとマスクマップを用意している場合、
それらをアルベド(カラー)マップテクスチャと同じフォルダに置いておくと
アルベドテクスチャを読み込んだ際、自動で読み込まれます。
自動で読み込ませるためには、
ノーマルマップの末尾に「_normal」、マスクマップの末尾に「_mask」とサフィックスを付けておく必要があります。

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追加するフォルダーの準備(1):システム素材を書き出す場合

reservedフォルダ内にあるシステム素材の地形テクスチャを、外部のフォルダーに書き出して利用することができます。

1. 「地形ブロックのリスト」から、書き出したい地形ブロックを選択します。
「地形のカテゴリ」から、カテゴリをまるごと選択することも可能です。
カテゴリとは、マップパーツのリストにあるタブのことです。

2. リストメニューの[エクスポート]ボタンを押します。

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3. 「エクスポート先のフォルダーを選択してください」というダイアログが表示されるので、
書き出し先のフォルダーをエクスプローラーから選択し、[フォルダーの選択]ボタンを押します。

4. 選択したフォルダーの中に、選択した地形ブロックのフォルダーが作られ、その中に PNGファイルが書き出されます。
書き出されたテクスチャ(PNG ファイル)は、画像編集ソフトによって描き替えることができます。

追加するフォルダーの準備(2): 新規に用意する場合

追加前の準備として、適当な追加用フォルダを用意し、その中にテクスチャをまとめて配置します。

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追加方法

ここでは基本的な草地形の追加手順を見ていきましょう。

①「リソース管理>地形」の追加ボタンを押して、アセットピッカーで追加したい地形テクスチャを選択し「追加して終了」をクリックします。
「同ファイル名_normal」「同ファイル名_mask」がある場合は、選択しなくても自動で読み込まれます。

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②地形スタンプが追加されました。続けて地形スタンプの設定をしていきます。

③各種設定を行います。

この例ではテクスチャサイズが128なので、「単位サイズ」を128に設定します。
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この例ではマスクマップを用意しましたが、
マスクマップがない場合、「マテリアルマップ」でシンプルな質感を選択可能です。
詳しくは後述のマテリアルマップ項目をご確認ください。
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属性設定も合わせて行います。
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通常の通行可能な地形なので「通行可能:YES」に設定します。

液体ではないので「液体:NO」に設定。

自然系の地形なので「角を丸める:YES」にします。
ブロックや大理石など、人工的な地形の場合はNOにすると、角が丸まりません。

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効果音が用意してある場合は「効果音」で指定します。
プレイヤーキャラがその地形の上を歩くと、設定した効果音が再生されます。
これで地形の基本的な設定は完了です。

④設定が完了したら、マップエディターで作成した地形スタンプを選択し、マップに塗っていきましょう。

素材データの設定

追加した地形ブロックに、持ち上げたときの角の丸み、通行可・不可などのオプション設定を加えることができます。
階段にしたり、坂にしたりする設定もここで行います。
1. 「ゲーム素材」→「マップ」タブを選択し、「地形」タブを選択します。
2. 「地形のカテゴリ」で、カテゴリを選択します。
3. 「地形ブロックのリスト」で、設定する地形ブロックを選択します。プレビュー
の下部の「素材データの設定」に、現在の設定が表示されるので、必要に応じて
変更します。

素材データの設定について

・マテリアルマップ
あらかじめ用意されたプリセットから質感を選択することができます。
マスクマップを用意していなくても、このプリセットを使うことである程度の質感を付けることが可能です。

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[なし] マテリアルマップを使用しません。
[flat] マットな質感
[marble] 大理石のようなつるつるした質感
[metal] 金属
[metal_noise] 金属+ざらざらとした質感
[noise] マットでざらざらとした質感

・ノーマルマップ、マスクマップ
ノーマルマップ、マスクマップが用意してある場合、こちらに設定します。

・階段用各種テクスチャ
階段用テクスチャを用意している場合、こちらで指定します。

・マップ生成用カラータイプ
新規マップをイメージデータから自動生成する機能を使用する場合、あらかじめこの地形モデルが何色に割り当たっているかをここで設定しておきます。

・繰り返しタイプ
高さ設定をした時の、テクスチャの繰り返し方法を設定します。

[中間を繰り返し] 中間のテクスチャを繰り返し使用し、底面テクスチャは使用しません。

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[底を繰り返し] テクスチャで用意されている高さを超えた場合、底面テクスチャを繰り返し使用します。

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・通行可能
地形ブロックの上を歩けるようにします。

・液体
海のように、若干周囲の地面よりも上面を下げて表示します。

・角を丸める
地形ブロックの角に丸みを付けます。

自然系の地形の場合 YES に設定すると自然な丸みが付きます。

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またブロックや大理石など、人工的な地形の場合はNOにすると、角が丸まりません。
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・効果音
地形ごとに効果音を設定することができます。

縦サイズ

1 コマのテクスチャを 128×128 ピクセルとし、
一番上に最上面、その下に側面のコマを必要な高さだけ並べて1枚の画像とします。
側面のコマは上から順に、最上段の側面、上から2段目の側面…となります。
側面は最低1段あればOKです。
地形を上げた場合、足りない部分は同じ側面で繰り返されます。

• 下図は側面が2段用意されている例です。
地形の高さを3段以上に上げると、2段目の側面が繰り返し使用されます。

• 下図は側面が3段用意されている例です。
地形の高さを4段以上に上げると、3段目の側面が繰り返し使用されます。

横サイズ
通常は1コマ分 128 ピクセルですが、水のようにアニメーションさせたいときは、
アニメーションのコマ数だけ横に並べることができます。
各コマの表示時間は固定です。

坂・階段
坂の場合、地形の上面・側面に相当するコマが、
それぞれ斜面と側面に拡大縮小されて表示されます。
階段の場合、ステップ上面、ステップ前面、側面の3コマが必要です。

ノーマルマップテクスチャとマスクマップテクスチャ
ノーマルマップとマスクマップを用意している場合、
それらをアルベド(カラー)マップテクスチャと同じフォルダに置いておくと
アルベドテクスチャを読み込んだ際、自動で読み込まれます。
自動で読み込ませるためには、
ノーマルマップの末尾に「_normal」、マスクマップの末尾に「_mask」
とつけておく必要があります。

■追加するフォルダーの準備(1):システム素材を書き出す場合
reservedフォルダ内にあるシステム素材の地形テクスチャを、外部のフォルダーに書き出して利用することができます。

1. 「地形ブロックのリスト」から、書き出したい地形ブロックを選択します。
「地形のカテゴリ」から、カテゴリをまるごと選択することも可能です。
カテゴリとは、マップパーツのリストにあるタブのことです。

2. リストメニューの[エクスポート]ボタンを押します。

3. 「エクスポート先のフォルダーを選択してください」というダイアログが表示されるので、
書き出し先のフォルダーをエクスプローラーから選択し、[フォルダーの選択]ボタンを押します。

4. 選択したフォルダーの中に、選択した地形ブロックのフォルダーが作られ、その中に PNGファイルが書き出されます。
書き出されたテクスチャ(PNG ファイル)は、画像編集ソフトによって描き替えることができます。

■追加するフォルダーの準備(2): 新規に用意する場合
地形ブロックは、カテゴリごとにまとめて追加します。
個別に追加することも可能ですが、必ずカテゴリに入れる必要があります。
下図は「Myperts」という名前のカテゴリを追加したものです。

地形ブロックを追加するには、準備として「カテゴリ」の名前を付けたフォルダーを適当
な場所に作成し、その中にすべてのテクスチャ(PNG ファイル)を入れておいてください。
フォルダーの名前がそのままカテゴリ名になります。

■追加方法
地形ブロックは、カテゴリの名前を付けたフォルダー単位で追加するのが基本です。
すでに同じ名前のカテゴリがあった場合は、その中に追加され、古いファイルは上書き更新されます。
地形ブロックの PNG ファイルを個別に選択して追加することも可能ですが、
その場合は PNG ファイルが入っていたフォルダーが自動的にカテゴリとして追加されます。

1. 「マップ」→「地形」タブを選択します。
2. 「地形のカテゴリ」の上にある[+追加]ボタンを押します。
3. 「素材の追加」ダイアログの「ファイルから選択」タブを選択します。
4. あらかじめ作成したカテゴリのフォルダーを、右の欄から選択し、[追加]ボタンを押します。
5. 「地形のカテゴリ」の欄に新しいカテゴリが追加され、その中に地形ブロックが追加されます。

「ファイルから選択」で追加した素材は、初めから登録されている「システム素材」とは区別され、
緑色のアイコン(ユーザー素材)で表示されます。また、ユーザー素材は、ゲームを保存する際に、
ゲームファイル内に保存されます。元のファイルがそのまま使用されるわけではありません。

■素材データの設定
追加した地形ブロックに、持ち上げたときの角の丸み、通行可・不可などのオプション設定を加えることができます。
階段にしたり、坂にしたりする設定もここで行います。
1. 「ゲーム素材」→「マップ」タブを選択し、「地形」タブを選択します。
2. 「地形のカテゴリ」で、カテゴリを選択します。
3. 「地形ブロックのリスト」で、設定する地形ブロックを選択します。プレビュー
の下部の「素材データの設定」に、現在の設定が表示されるので、必要に応じて
変更します。

■素材データの設定について
基本

・単位サイズ
地形テクスチャのサイズを2~128ピクセルの間で変更できます。
作成したテクスチャに合わせて変更してください。

・マテリアルマップ
あらかじめ用意されたプリセットから質感を選択することができます。
ノーマルマップ、マスクマップを用意していなくても、
このプリセットを使うことである程度の質感を付けることが可能です。

・ノーマルマップ、マスクマップ
ノーマルマップ、マスクマップが用意してある場合、
こちらの項目からも個別に設定することができます。

特殊設定

・形状
地形ブロックの種別として「地形」「階段」「坂」を選択可能です。
「階段」「坂」は特殊な地形ブロックで、物体に近いふるまいをします。
高さは変更できない代わりに向きを変えることができます。
設定にあたっては、テクスチャ画像が2コマしかない地形では、テクスチャがずれることがあります。

・階段用テクスチャ
階段用テクスチャを用意している場合、こちらで指定することで
そのテクスチャを使用します。

・マップ生成用カラータイプ
新規マップをイメージデータから自動生成する機能を使用する場合、あらかじめこの地形モデルが何色に割り当たっているかをここで設定しておきます。

・繰り返しタイプ
高さ設定をした時の、テクスチャの繰り返し方法を設定します。

属性

・通行可能
地形ブロックの上を歩けるようにします。

・液体
海のように、若干周囲の地面よりも上面を下げて表示します。

・角を丸める
地形ブロックの角に丸みを付けます。1個だけ置いて、高さを上げてみると違いがわかります。

・効果音
地形ごとに効果音を設定することができます。


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