複数の画像を組み合わせてアニメーションさせる「スプライトデータ」を作成することができます。スプライトデータは、タイトル画面やメニュー画面での動く演出や、会話シーンでのキャラクターの表情変化などに使用できます。
スプライトツールの主な機能は以下の通りです。
SMILE GAME BUILDERにあったエフェクトエディターの機能強化版です。SMILE GAME BUILDERでは魔法エフェクトの作成専用でしたが、BAKINではスプライトエディターで作成したデータを、マップ、会話シーン、バトルシーン、各画面のレイアウトなど、様々な場所で利用できるようになりました。
ここでは、キャラクターの目パチ、口パクアニメの作成方法を例に、アニメーションデータの作成方法を説明します。
#ref(): File not found: "spritetool02.png" at page "スプライトツール"
1.マスターメニューから「リソース管理」を開く。
2.2Dスタンプ→イメージを選択します。
3.「追加」をクリックし、任意の画像を選択してインポートを完了させます。ここではキャラクター本体、目パーツ、口パーツの3つをインポートします。
アニメーションする画像は、「テクスチャの設定」で「スライス」をCountSliceに設定、縦横をアニメパターンの数に分割します。
この場合は横分割数が2、縦分割数を7と設定します。会話シーンで利用するデータは、テクスチャの設定のSRGBのスイッチをOFFにしてください。
5.「2Dスタンプ」→「スプライト」を選択します。
6.「追加」をクリックすると画像選択画面が開くので、ベース画像を選択します。
7.ベース画像が読み込まれたら、画面右上の「編集」をクリックして、アニメーションツールを起動します。
8.アニメーションツールが起動したら、ベース画像を表示したい位置に移動します。(枠線が画面のサイズになります。)
9.レイヤーを追加して、アニメーションさせたい部位の画像を割り当てます。ここではレイヤー2に「口」、レイヤー3に「目」を設定します。
画像が画面に表示されたら、マウスまたはカーソルキーでアニメーションさせたい位置に合わせます。
プレビュー画像はマウスのセンタースクロールで拡大縮小ができます。レイヤー名横の目のアイコンをクリックすると、選択しているレイヤーを半透明化することができます。
10.「フレーム追加」ボタンをクリックして、フレームをふたつ追加し、フレーム0に設定した「目」と「口」のレイヤーを横にコピーします。
11.真ん中のフレームの「目」と「口」のレイヤーにフォーカスを合わせて、任意の表情のコマに変更します。
12.再生時間(フレーム)を設定します。ここでは、真ん中のフレームは1、最後のフレームを30とします。これで再生すると、以下のようなアニメが完成します。
登録されているアニメーションの一覧が表示されます。
作成中のアニメーションが再生されるエリアです。
アニメーション情報を設定します。設定可能なアニメーションは最大60秒で1秒が60フレームになります。