移動と操作†
キャストの操作方法や入力デバイスの割当(キーアサイン)などの、ゲームの基本的な設定をします。
#ref(): File not found: "ゲーム定義_ルールと操作.png" at page "移動と操作"
移動と操作の設定†
ゲーム中のキャストの移動や、プレイヤーの操作に関わる設定を行います。
- 操作
- 標準操作
オンにすると、カーソルキーの方向に主人公が移動する操作方法になります。
- ラジコン操作
オンにすると、カーソルキーの上で前進、下で後退し、左右キーはステアリング操作になります。
- ステアリング速度
ラジコン操作選択時に、ステアリングの切り返しのスピードを設定します。
- 移動軸は横と奥行き
移動軸の基本がXとZになります。通常(見下ろしマップ)のRPGはこちらを選択します。
- 移動軸は横と高さ
移動軸の基本がXとYになります。真横視点のゲームではこちらを選択します。
- 話しかける判定スケール
イベント開始条件におけるプレイヤーの「話しかける」判定の広さを設定します。
プレイヤーのコリジョンサイズなどの問題によって、判定の広さの調整が必要な場合にご利用ください。
- 移動中マウスカーソルを隠す
この機能をオンにすると、プレイ中移動時にはマウスカーソルが表示されなくなります。
マウスカーソルはメニュー画面を開くことで出てきます。
これにより、例えばマウスで視点移動等を行う一人称視点のゲームプレイにおいてウィンドウ外にマウスをドラッグしても操作が途切れることがなくなります。
- メッセージスキップを利用する
オンにすると、表示途中のメッセージや会話のテキストが決定/キャンセルキーを押すことで入力待ちの箇所まで一気に表示されるようになります。
- カメラの操作
- カメラ操作を許可しない
オンにすると、カメラ関係の操作を禁止した状態でゲームが始まります。
コマンドスクリプトの「カメラ操作の許可/禁止」で、途中から変更することもできます。
- 自動的にプレイヤーの後ろに回り込む
オンにすると、プレイヤーが移動したさいに、自動的にカメラがプレイヤーを背後から見る角度に回転します。
- カメラ距離自動調整
- 地形
オンにすると、プレイヤーとカメラの間に視線を遮る地形があった場合、遮るものがない地点までカメラを近づけます。
- 物体
オンにすると、プレイヤーとカメラの間に視線を遮る物体があった場合、遮るものがない地点までカメラを近づけます。
- 足音の設定
プレイヤーが移動する際に鳴る足音の音量やテンポを調整します
地形や物体の上を歩いた際に鳴る足音は、リソースにて設定することができます。
足音の設定をご覧ください。
- 足音のボリューム(%)
足音のボリュームを調整します。
- 足音の再生速度(%)
足音の再生速度を調整します。
- 移動(慣性)
- 移動に慣性を利用
プレイヤーの移動に独自の慣性設定をしたい場合にオンにします。
オフにすると、自動的に適正値が使用されます。
- ダッシュ倍率
ダッシュした際、この値を加速度と最大速度に乗算します。
値が大きいほどダッシュのスピードが増します。
- 加速度
上下左右キーの入力があったさいに速度に加算される値です。
この値が大きいほど、最大速度に達するまでの時間が短くなります。
- 地上での減衰量
プレイヤーやイベントの重力がオンになっているとき、時間ごとに減衰する速度の大きさを0~1で設定します。この値が小さいほど、重力が有効なプレイヤーやイベントの慣性が小さくなります。
- 摩擦係数
プレイヤーがイベントから受ける摩擦係数を設定します。
この値が大きいほど、プレイヤーが他のものに触れたときに横滑りしにくくなります。
- 浮遊中の減衰量
プレイヤーやイベントの重力がオフになっているとき、時間ごとに減衰する速度の大きさを0~1で設定します。
この値が小さいほど、無重力状態のプレイヤーやイベントの慣性が小さくなります。
- NPCの標準歩行速度(1フレーム毎の移動量)
NPCの移動量を設定します。
- イベントの歩行を適宜一時停止する
オンにすると、イベントやメニューを開いている間、イベントの「移動パターン」による歩行を一時停止します。
- 歩ける段差の最大高さ
プレイヤーやNPCが、ジャンプなしで上り下りできる段差の最大の高さを設定します。
- ジャンプ
- ジャンプあり
オンにすると、ジャンプが有効になります。
ただしキーやボタンにジャンプ動作が割り当てられていないと、ゲーム中でジャンプができません。
キー・ボタンの割り当てについては入力デバイスの割り当てをご覧ください。
- ジャンプ力
ジャンプボタンを押したさいに、プレイヤーが跳ね上がる強さを設定します。
値が大きいほど高くジャンプします。
- 重力加速度
プレイヤーやイベントがジャンプしたり落下したりするさいの重力加速度を設定します。
値が大きいほど落下速度は速くなり、ジャンプする高さは低くなります。
- 段差からの飛び降り禁止
オンにすると、移動先に段差がある場合、先に進めなくなります。
- 落下リミット
落下で到達できるY座標の下限を設定します。
- イベントの発射(動的生成)
- イベントの最大生成数
発射ボタンやコマンドスクリプト「イベントを生成する」で動的に生成されるイベントがマップ内に存在できる最大数を設定します。
- 発射ボタン1の最初の割り当て
発射ボタンが押されたさいにプレイヤーの位置から生成されるイベントを指定します。
- 発射ボタン2の最初の割り当て
発射ボタンが押されたさいにプレイヤーの位置から生成されるイベントを指定します。
- 発射ボタン3の最初の割り当て
発射ボタンが押されたさいにプレイヤーの位置から生成されるイベントを指定します。
カメラの可動範囲†
ゲームプレイ時のカメラの可動範囲を設定します。
- 上下
カメラの上下方向の可動範囲を設定します。
オフの場合カメラは上下方向に制限なく動かせます。
- 左右
カメラの左右方向の可動範囲を設定します。
オフの場合カメラは左右方向に制限なく動かせます。
- ズーム
ズームの最大・最小倍率をそれぞれ設定します。
オフにすると、ズーム倍率に制限がなくなります。
デバイス入力値の調整要素†
マウスやコントローラのアナログスティックを使用してプレイする場合の入力に対する動作と感度を設定します。
- 反転
オンにすると、入力方向に対して反対方向に動くようになります。
- 感度
デバイスへの入力量に対してどの程度敏感に反映するかを調整します。
0.01~100の範囲で設定でき、値が大きいほど敏感に反応します。
- マウス上下
- マウス左右
- マウスホイール
- 左スティック上下
- 左スティック左右
- 右スティック上下
- 左スティック左右
入力デバイスの割り当て†
制作したゲームをキーボード・コントローラー・マウスで操作する際のキー・ボタンの割り当てを設定できます。
- キー・ボタンの割り当て
ダイアログが開き、キー・ボタンの割り当てが設定できます。
「初期値に戻す」ボタンを押すと、すべての設定が初期値に戻ります。
- ゲームコントローラー
公開作品として出力したゲームで使用できるコントローラは現時点XInputコントローラのみに対応しています。
(Bakinのツール上では、Steamによるコントローラーサポートによって、DirectInputコントローラも利用可能です。)
- 機能
入力を割り当てる対象となる機能です。
- 割り当てx
機能を割り当てるボタン・スティックを設定します。
スティックとボタンなど、2つの入力を組み合わせることができます。
- 係数
この機能に対するアナログ入力値に対して掛けられる係数です。
0~1の範囲で設定でき、0にするとデジタル入力と同じ扱いになります。
- 係数2
2つの入力を組み合わせて使用する際、2つ目に指定したアナログ入力値に対して掛けられる係数です。
0~1の範囲で設定でき、0にするとデジタル入力と同じ扱いになります。
- キーボード
- 機能
入力を割り当てる対象となる機能です。
- 割り当てx
機能を割り当てるキーを設定します。
- マウス
- 機能
入力を割り当てる対象となる機能です。
- 割り当て
機能を割り当てるボタンを設定します。
- マウス移動
割り当てる入力に組み合わせるマウスの移動軸を設定できます。
- 係数
マウスホイールもしくはマウス移動での入力値に対して掛けられる係数です。
(-1~1)の範囲で設定でき、マイナス値だと動きが反転します。
ただし、0にした場合はデッドゾーンで設定したピクセル分マウスを移動させると動くようになります。
- デッドゾーン
デッドゾーンはアナログ操作のデバイスについて、操作をしても反応しない範囲のことです。
- デバイス
デッドゾーンを指定するデバイス名です。
- 係数
係数は「マウス」とそれ以外によって意味合いが異なります。
- マウス
係数はピクセル数の指定となります。
指定したピクセルの数以上マウスが移動すると反応するようになります。
またこの項目は、マウス操作を割り当てた機能について、マウス移動の係数が0に設定されたものにのみ影響します。
- それ以外のデバイス
係数はデバイスを操作しても反応しない範囲の大きさとなります。
0~1で設定でき、1にすると反応しなくなります。
[感度と係数]
「デバイス入力値の調整要素」で設定する「感度」は、アナログ入力デバイスの反応についての設定です。
右スティック上下についての感度は、右スティック上下の操作全てに対して影響を及ぼします。
それに対して入力デバイスの割り当てにおけるキー・ボタンに対する「係数」は、その機能に対しての反応についての設定となります。
感度と係数はかけ合わさる形で操作に対して影響をします。
キー・ボタンの割り当てはテキスト形式でも設定することができます。
記述方法の詳細につきましては入力デバイスの割り当てをご覧ください。