レイアウトツール機能&サブグラフィック機能のご紹介

みなさん、こんにちは!

日本では夏も終わりに近づいてきましたがまだまだ暑い日が続いています。
みなさんのところではいかがでしょうか?

ゲーム内画面やメニューのスタイルを変えられる【レイアウトツール】機能

タイトル画面やゲームオーバー画面はもちろん、メインメニューやバトル中の画面など、「ゲーム内各所で登場する画面」のグラフィック素材やレイアウトを変更できる機能です。
【レイアウトツール】を使うことで、例えば作っているゲームの雰囲気に合わせてバトルのリザルト画面をがらりと変える…といったことができます。

<バトルリザルト シンプルなタイプ>
<バトルリザルト パーツに装飾を入れてレイアウトを調整>
<バトルリザルト さらに画面をグラフィカルに>

またレイアウトを複数作っておいて、イベントパネルで使うレイアウトを切り替えることもできます。
例えば会話ウィンドウのレイアウトをいくつか登録しておいて、特定のキャラクターとの会話の時だけ特別なウィンドウを出す、といったことも可能です。

【レイアウトツール】は使いこなせばゲームの雰囲気を変えられるツールです。
ただしゲームシステムと密接に絡み合っている機能であるため、現時点では正直複雑な機能となっています。
例えばHPゲージ一つをセットするにも、サイズや位置はもちろん、最小値、最大値、初期値、何番目のキャストのHPを参照するのか、ゲージの色やHPがどのくらい減ったら色を変えるのか…といったように設定する項目は多岐にわたります。
これらを表現やUIで少しでも分かりやすくしていけるか…引き続き努力していきます。

また機能についても、これから発展させる余地が大きくあるツールだと考えています。
皆様からのご意見をいただいてよりよいものにしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!

パーツを組み合わせて新しいスタンプを作れる【サブグラフィック】機能

モデル同士や、モデルとパーティクルなどを組み合わせて一つの【スタンプ】(マップ上におけるオブジェクト)にできる機能です。

例えば城壁の一部、尖塔、旗…といったパーツモデルを用意し、それらを組み合わせてパターン違いのお城を作ったり、家の土台、屋根、窓、ドア、バルコニーなどを作っておいて、組み合わせて小さい家にしてみたり大きな邸宅にしてみたり。
鍋と煙のパーティクルエフェクトを組み合わせて煮立っている鍋を作ってみる、といったこともできます。

家の例
リソース管理画面

また、キャラクターに剣を装着したり、機関車から煙を出させたり…といった、動くものに他のモデルを組みあわせることもできます。

2D/3D/パーティクルといった素材の組み合わせでさまざまなパターンを作り出せる【サブグラフィック】は便利な機能です。

ただし「レンガを1つ作って、壮大な建物を作ろう」といった使い方だと、レンガとレンガが組み合わさっている”周りから見えない箇所”に使われるポリゴン数が増えていく弊害があります。
この場合は1つの建物モデルを素直に作ったほうがいいケースもあるでしょう。
どの程度の単位でパーツを分けておくのがいいのかについては作るもの次第となるので、実際に試してみてください。

今回の情報はここまでです。

それではまた!

jaJP