マップエディター概要

マップエディターは、ゲームの舞台となる地形や建物の作成をし、ストーリーに関わるイベントを配置する、ゲーム制作におけるメインツールです。
マップエディターの構成と機能は以下の通りです。

マップエディター概要.png

①エディター画面

地形の形状を変えたり、物体やイベントを配置していく、マップエディターのメイン作業画面です。

作業用カメラは、右ドラッグで回転させることができます。
センタードラッグ、もしくはShiftキーを押しながら右ドラッグするとX軸とZ軸方向にスクロールします。

ホイールの回転でズームイン/アウトできます。

アイコン説明
mapsimbol_1.png
ゲームの開始地点を表します。
mapsimbol_2.png
グラフィックが指定されていないイベントを表します。
mapsimbol_3.png
パーティクルを表します。
mapsimbol_4.png
ローカルライト(ポイントライト)を表します。移動・拡縮が可能です。
mapsimbol_5.png
ローカルライト(スポットライト)を表します。移動・回転・拡縮が可能です。
mapsimbol_6.png
場所移動を伴うイベントの移動先を表します。このシンボルを移動すると、イベントの内容に反映されます。
mapsimbol_7.png
カメラツールで作成されたこのマップに属するカメラワークのうち、注視点がワールドに設定されているフレームを表します。このシンボルを移動・回転をすると、カメラデータにも反映されます。

コンテキストメニュー

マップ上の何らかのものを選択中に右クリックをするとコンテキストメニューが表示されます。
地形、物体、イベントのどれを選択しているかによって表示されるコンテキストメニューの内容が変わります。

②マスターメニュー

Bakinの主要な機能へアクセスできるメニューです。
各メニューをクリックするとそれぞれのダイアログが開きます。
各メニューの詳細はマニュアルの各メニューのページをご覧ください。

③メニューバー

マップエディターのウィンドウ上部にあるメニューバーからさまざまな機能にアクセスすることができます。

テストプレイ

ゲームプレイヤー機能を実行して、現在の状態でのテストプレイができます。
テストプレイを始めるためのボタンが2種類あります。

テストプレイボタン_1.png
  1. 左クリック クイックテストプレイ。テストプレイ中、エディターは使えません。
  2. 右クリック タイトル画面をスキップしてクイックテストプレイ。
  3. センターホイールクリック テストプレイ。エディターとは別プロセスでテストプレイを実施します。テストプレイ中エディターを使用できます。またこのテストプレイは公開作品出力でプロジェクトを書き出した際と同じ動作環境となります。

以下で説明する機能と表記は、すべてデフォルトのものです。
使用するキー・ボタンのアサインは入力デバイスの割り当てにて変更できます。

テストプレイ.png
 

キーボードでの操作方法

カーソル移動
プレイヤー移動
カーソルキー、ADWSキー
ダッシュ移動Shift+移動操作
ジャンプXキー
メニュー表示Enterキー、ESCキー、Mキー
決定Enterキー、Spaceキー、Zキー
キャンセルESCキー
話す・調べるSpaceキー、Zキー
カメラ水平回転EQキー
カメラ上下回転RFキー
ズームアップ/ダウンTGキー
カメラ位置リセットPキー
タイトル画面に戻るCtrl+Cキー
イベント・カメラを早送りする左Ctrlキー
デバッグウィンドウの開閉F5キー
キャストパラメータチェックビューの開閉F6キー
ゲーム即時終了Alt+F4キー

コントローラーでの操作方法

カーソル移動
プレイヤー移動
方向ボタン、左スティック
ダッシュ移動Xボタン+移動操作
ジャンプYボタン
メニュー表示STARTボタン
決定Bボタン
キャンセルAボタン
話す・調べるBボタン
カメラ水平回転右スティック左右
カメラ上下回転右スティック上下
ズームアップLB+RBボタン
ズームダウンLB+RTボタン
カメラ位置リセット右スティック押し込み

オプション

テストプレイ実行しながら動作を変更・確認できるさまざまなメニューを選択することができます。
センターホイールクリックでのテストプレイではこのメニューは選択できません。

#ref(): File not found: "キャストパラメータ.png" at page "マップエディター概要"

デバッグウィンドウについて

テストプレイ中に「F5キー」を押すと、デバッグウィンドウを開閉することができます。
各種設定や変数ボックスの値を一時的に変更することで、効率よくテストプレイをし、進行や不具合のチェックをすることができます。
このウィンドウで設定する内容は、「テストプレイに反映」ボタンを押さないとゲーム内には反映されません。

デバッグウィンドウ.png
 
デバッグウィンドウ_システム状態.png
 
デバッグウィンドウ_イベントモニタ.png
 

パフォーマンスメーター

テストプレイ実行中に使用できる、パフォーマンスメーターについて説明します。
テストプレイで「オプション>パフォーマンス メーター」から起動できます。

項目は以下の通りです

PerformanceMater_Type2_1.png

MainThread GPUについては、1/60秒を基準として1フレームの占有時間を%で表示しています。
GPU以外の名前付きのグラフは、スレッドです。
名前がついていないグラフはその下の名前付きグラフに属する関数呼び出しのネストされた区間です。
一時停止と区間の選択ができます

PerformanceMater_Type2_2.png
Pauseキーグラフの更新を一時停止します
PageUpキー/PauseDownキー一時停止した状態で押すと、区間を1つずつ移動し、その区間の名前と経過時間を表示します。

画像の例では、GameMain区間が0.633msかかっていることがわかります。

リセット

テストプレイをリセットしてタイトル画面に戻します。(タイトル画面をスキップしている場合は、ゲームの冒頭に戻ります。)
Ctrl+cでもリセット可能です。
センターホイールクリックでのテストプレイではこのメニューは選択できません。

④ステータスバー

マップエディターウィンドウの下部にあるステータスバーには、よく使われる機能をアイコン化して配置してあります。

また選択できる対象が変わるだけでなく、モードによってマップエディター上でのコピー/カット/ペーストの挙動が変化します。

「地形」 … 選択した地形をコピー、カット、ペースト 
「物体」 … 選択した物体・イベントをコピー、カット、ペースト 
「地形と物体」 … 選択した地形とその上に載る物体・イベントをコピー、カット、ペースト 

⑤各種パレット

マップを作成するための機能を種類ごとにまとめたのが「パレット」です。
マップエディターで使用するパレットは、以下の6種類があります。
それぞれのパレットの機能については、当ヘルプの「エディット画面で使用する各種パレット」をご覧ください。


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