初心者にも、こだわり派にも。
「あなたのゲーム」づくりを、
心ゆくまで楽しめるツール
頭の中に広がる、あなただけの世界をゲームにしたい。
Bakinは、そんな「あなたの思い描いた世界」をカタチにするためのツールです。
プログラミングは不要なのでゲーム制作の経験がない方も安心です。直感的な操作でRPGをはじめとする様々なジャンルのゲーム制作をすぐに始められます。
もちろん、細部にまでこだわりたい方もご安心ください。多機能で多彩なツールが、あなたの納得のいくクオリティを実現します。
さあ、Bakinで「あなたのゲーム」を創り上げましょう!
RPG Developer
“Bakin”
という名前について
RPG Developer Bakinの「Bakin」(発音記号は[ˈbɑːkɪn])という名称は、18世紀後半から19世紀前半にかけて活躍した日本初の職業作家、曲亭馬琴(きょくてい ばきん)の名前に由来しています。
彼の代表作は、日本文学史上最大の冒険活劇長編小説『南総里見八犬伝』です。 戦国時代初期を舞台に、犬の一字を名字に持つ八人の剣士(八犬士)が、それぞれが持つ仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの玉の因縁に導かれて結集し、力を合わせて戦う物語です。 読み手をワクワクさせる、あふれるほどの豊かなアイデアと巧みな構成力でまとめられた傑作であり、数々の漫画やアニメの発想の源となっていることでも知られています。
皆様が馬琴のように素晴らしい物語をゲームとして描き出していただけるようなツールにしたい、という願いを込めて『RPG Developer Bakin』と名付けました。
基本機能



ゲーム感覚で“世界”が創れる!
楽しくて高機能な
マップ
エディター
ゲームの舞台となるマップを制作する、Bakinのメインツールです。直感的な操作で、地面の作成、建物などのオブジェクト配置、エフェクトや光源の設置、イベントの配置を通じて、思い描いた風景を創り出すことができます。
また、このエディターでは、マップに対して様々なポストエフェクトを手軽に設定できます。 ポストエフェクトを適用することで、昼夜の移り変わり、晴雨の表現といった風景の劇的な変化はもちろん、深い霧が立ち込める情景や、ボケ効果による遠近感の演出など、まるで映画のような映像表現が可能です。 ライティングの変更をはじめ、ブルーム、被写界深度(DoF)、アンビエントオクルージョン、フォグといった高度なエフェクト機能と、それらを組み合わせたプリセットデータが用意されており、シーンを簡単に切り替えたり、細部まで調整して理想の舞台を作り込んだりすることができます。
そして、作成中のマップをすぐにテストプレイできるのも大きな特徴です。 テストプレイ時に利用可能な各種デバッグ機能も用意されているため、ゲーム内容を素早く効率的に確認できます。

パネルを並べるだけ!プログラミング不要の
イベント
エディター
Bakinでは、マップ上に配置するキャラクターの動作、物語の進行、バトル中の出来事など、ゲーム内のあらゆる動きを「イベント」として作成します。
「仲間になる」「アイテムを入手する」「マップ間の移動」といった一般的なイベントは、用意されたテンプレートにわずかな修正を加えるだけで、すぐにゲームに組み込むことができます。さらに、細やかな演出や特殊な挙動を追加したい場合は、イベントを「カスタムイベント」に変換し、自由にアレンジすることが可能です。
イベントエディターでは、実行条件を設定した「イベントシート」に、様々な機能を持つ「イベントパネル」を配置するだけで、イベントを制作できます。「会話をする」「キャラクターを移動させる」といった基本的なものから、「選択肢による分岐」「変数の操作」「ゲームUIの変更」といった複雑なものまで、多種多様なイベントパネルが用意されているため、あなたのアイデア次第で思い通りのイベントを作り上げることができます。
また、C#プログラムを利用して、イベントに独自の処理を組み込むことも可能です。一つのイベントに複数のC#プラグインを適用できるため、より高度なカスタマイズも実現できます。

あなたの”世界”を自由に創れる
データベース
ゲームに登場する主人公、モンスター、スキル、アイテムなど、多岐にわたるゲームデータを細かく設定できるデータベースです。
「キャスト」の能力値や成長曲線、スキルの発動条件、アイテムの効果や装備可能条件、モンスターのAI設定に至るまで、RPGに必要な様々な要素を詳細に設定できます。 職業を作成してキャストに付与したり、独自の能力値を新たに追加したり、プレイヤーに影響を与える「眠り」や「毒」といった”状態”を作り出すことも可能です。
さらに、キャスト、スキル、アイテムに対してイベントを設定することで、ゲーム中にそれらが登場した際の具体的な振る舞いを定義できます。イベント設定を活用すれば、例えばマップ上に配置すると徘徊するモンスターを作成したり、入手時に効果が強化されるアイテムをデザインしたりすることもできます。
※Bakinでは、パラメータを持つゲームの登場人物やモンスターのことを「キャスト」と呼びます。

ゲーム画面のデザインを変えられる!
レイアウト
ツール
ゲーム内で表示されるさまざまな画面・メニューのデザインを設定するツールです。画面に表示するパーツの画像やパーツの位置、動きといったグラフィカルな部分のカスタマイズはもちろん、ゲーム内のどのデータを表示させるかを指定したり、メニューの項目が選択された際に開く画面を変えるといったことまで管理することができます。
また、シーンごとに複数のレイアウトを作り、それらをイベントで切り替えることもできるので、ストーリーの進行などに合わせて会話ウィンドウや、メニュー表示を変える、といったことも可能です。

ゲームを盛り上げる演出も自由自在
カメラツール
3D空間を自由に動かせるカメラでダイナミックにゲームを演出できるツールです。
イベント演出に最適なカメラアングルを、キーフレームで細かく調整可能。カメラの位置や角度、ズーム、パン、ターゲット追従などを自在に設定でき、迫力あるムービー演出やシネマティックなシーンもノーコードで作成できます。複数カメラの切り替えや、イベントと連動した動作設定も可能で、物語の印象的な瞬間を強く印象づける表現が手軽にできます。

インポートもOK!ゲーム素材を管理する
リソース
ゲーム内に登場するグラフィックやサウンドをはじめとする、あらゆるリソース(素材データ)を管理するためのツールです。
自作のアセットを含むリソースの追加・削除はもちろん、それぞれの素材に対して詳細な設定を行うことができます。
3D素材は、モデル、モーション、ブレンドシェイプ、マテリアル、パーティクルといった要素と、それらを組み合わせた「スタンプ」と呼ばれるリソースを管理できます。
マテリアルには、「トゥーンシェーダー」を含む様々なプリセットシェーダーが用意されています。
「サブグラフィック」という仕組みを利用することで、「スタンプ」同士を組み合わせて、新たな「スタンプ」を作成することも可能です。
また、3Dアバター向けのファイルフォーマットとして広く普及している「VRMファイル」のインポートにも対応しています。
2D素材は、単なるイメージに加え、マップ上を移動するキャラクターに使用するパターンアニメーション(スプライトシート)、会話時のキャラクター立ち絵やゲーム中の演出に用いるスプライトデータ(2Dアニメーションデータ)を管理できます。
さらに、2D素材に対して「デカールシェーダー」を適用することで、地面やオブジェクトにステッカーのように貼り付けられる「デカール」を作成することも可能です。
その他、効果音やBGMに使用するサウンドファイルや、ムービーファイルもこのツールで管理されます。